2016年11月25日金曜日
ステキな、政治家
フランスでは、来年、新しい大統領を決めます。
候補者の討論を見ていますと、
今、注目されている
フィヨン氏は、
なかなか、です。
とてもうれしく、思います。
この国では、
右寄り、左寄り、
と、自分の陣を決めている人が、多いみたいです。
私は、といえば、
ひとりひとりの自由が、尊重されて、
そして、
みんなで、力を、合わせあっていけるのなら、
どちらでもいいです。
でも、フランスは、
このところ、これ、というリーダーが、
いない、と、ずっと思っていました。
それが、まず、
このフィヨン氏の話をきいていると、
話の内容が、私にも、よくわかります。
(やたらに数字を出してこないです。
数字を出されても、私には、確かめられないのです)
そして、提案している解決策は、
まさに、そのとおりだと、思います。
その次に、いいなと思ったのは、
どんなに変な質問をされても、
カッカしないで、
いつもと同じに、ちゃんと、しゃべれる。
人の悪口を言わなくても、ちゃんと、
自分の意見を、発表できる。
そこが、すごいと思いました。
だから、いいリーダーになるとは、
限らないのかもしれませんが、
意見を、ちゃんと発表するのが苦手な私は、
思わず、尊敬してしまいます。
それに、
信頼できる雰囲気です。
こんな人が一国のリーダーになったら、
とても気持ちいいです。
さぁ、
どうなるでしょうか。
私は、
フランスの自由、博愛、平等、という
3つの価値を、
ぜひぜひ、保ってもらっていきたいと
思っています。
フランス人よ、あてにしてますよ!
ひきつづき、
毛糸の、編み物の写真を、アップしました。
きのう見た時は、変だと思ったのですが、
きょう、小さい男の子が、
これを、なでながら歩いているのを見て、
その、やさしい雰囲気に、
思わず、
私も、やわらかい雰囲気に、染まってしまいました。
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2016年11月24日木曜日
こんなに話がはずむとは
けさの散歩では、
こんなものを見ました。
おぉ、
あなたは、何を言いたかったのです?
と、思ってしまいました。
鉄の杭に、毛糸カバーが、かかっています。
ぐるりと回ってみれば、
桜の並木にも、腹巻きが、かかっています。
冬に、松の木などに、むしろを巻く、
というのは
見たことあるのですが。
なにを思って、こんなに、
せっせと毛糸を、編んだのでしょう。
うーむ、うーむ、と
考えながら、
なんだか、笑ってしまいました。
先日、パリに、行ってきました。
長いこと、会えなかった、親せきの人と、
会えることになったのです。
おたがい、忙しくて、
長いこと、
連絡も、とっていなかったのです。
それはそれは、もう、うれしくて。
小さい時に、よく一緒に遊んでもらった、イトコなのです。
血のつながってる人と話す、その、なつかしさといったら!
持ってきてくれた、おみやげも、
ごくごく素朴な、気どらないもの。
私の心に、しっくり、ぴったり。
長いあいだ、会っていないのに、
こうも、しっくりくる、というのは、
やっぱり、血筋かもしれません。
ふだん、
血筋なんて、気にしていないのです。
でも、今回、
どれほど自分が、
血筋から、はなれてしまっていたかを、
思い出しました。
だんだん、ひまな時間がふえてくるから、
この次は、東京で、
ぜひ、
ゆっくり、おしゃべりしよう、と言ってくれました。
もう、法事のときくらいしか、
ちらっと会える、くらいにしか思っていなかったのに、
こんなに話がはずんで、
感激でした。
生きていると、
こういう、いいことも起こるのだな、と、
とっても、うれしくなりました。
東京は、なにやら、とても寒そうです。
みなさん、どうぞ、お体たいせつに。
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2016年11月18日金曜日
マイペースな人と、どう話すか
すっかり、ごぶさたになってしまいました。
毎日、毎日、
やることを、こなしています。
先月、
東京で、心理学の先生の講習会に行ってきました。
そこで習った、新しい技を、
さっそく、使っています。
すると、
学校の授業も、
ちょっと、違う感じになってきます。
なんか、うまくいっているような、
不思議な、感じです。
(心をあわせる、という技です)
そういう、新しいことをしているうちに、
珍しい気持ちをあじわって、
どんどん、時は、
すぎて行くのです!
ところで、
いくら私が、技を習っても、
マイペースな同僚は、
あいかわらず、マイペースで、
ちょっぴり、アグレッシブでした。
あたりまえですけど。
先日、その人と、仕事の話で、ぶつかりました。
心をあわせる、という技を、
使うひまは、ありませんでした。
(でも、あわせよう、と、思っていると、
なんとなく、余裕がでてきて、
巻き込まれないような、
そんな感じだったかもしれません)
でも、はっきり自分の意見を言えて、よかった、
とは、思います。
それにしても、
あと味は、よくありません。
傷あとが、痛むような感じです。
家で、のんびりしたくなります。
外に出るのが、ちょっとおっくうにも、なります。
きょうは、
日がさんさんと、部屋にそそぎこまれて、
かなり、いい感じです。
散歩に行こうと、思っていましたが、
きょうは、行かないかもしれません。
けっきょく、私は、思います。
マイペースな人とは、
ぶつかってもしかたない。
それから、言われたことに、
いちいち答えることも、ない。
それより、
自分がどこへ行くか、
どう行くか、
を、考えていた方が、迷子にならないですむ。
なんて、
思ったりしました。
秋の色が、いい感じになってきました。
また、あした、散歩に行くことにします。
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2016年11月11日金曜日
ほんとうに着たい服、は?
きょうは、休日です。
空も晴れて、気持ちいいです。
ところで、
みなさんは、どうなさっているのか、
私は、仕事に着ていく服などは、
着る前に、
パッと、感覚で、えらびます。
以前は、
きょうは、寒そうだから、とか、
これとこれが、似合いそうだから、あわせよう、とか、
こればっかり着てるから、ちょっと変えてみよう、とか、
あれこれ、考えていました。
(いったん着てから、全部ぬいで、とりかえたり)
今は、
ともかく、好き嫌いで、
その日のシュミで、パッと、選びます。
すると、
結果的には、
しっくり、その日の天気にもあっているみたいですし、
なによりも、その日の気分に、ぴったりあってます。
時間も、かかりません。
けれども、
先日。
ちっとも選べませんでした。
なにも、うかんでこない。
なんとなく、格子の柄もようが、思いうかぶのですが、
そんな服は、持ってないし。
それに、そんな上着は、ステキだとは、思えません。
ですが、もう少し、ゆっくり、自分の「好き嫌い」を、
吟味していると。
その格子というのは、どうやら、
着物の、紬のようです!
そうです、私は、着物が着たいのです。
紬の、ふだん着を。
と、いうことに気がついて、
やれやれ、でした。
まさか、今から、着物を着る時間はないし、
着物で、仕事に行ったら、
ぜったい、みんなが何か言うだろうし、
それにいちいち答えているヒマもないし、
めんどくさいです。
それで、結局、
ジーンズで行きました。
でも、
よく考えてみると、この近所でも、
アフリカの女性が、
頭にステキな布をまいたり、
アフリカのドレスを着て、街を歩いているのは、
よく見かけます。
もしできたら、
私も、
ふだんの仕事に、着物を、着ていきたいです。
そんなことを、思いながら、
思い出したのは。
先月、
東京、新橋の喫茶店で、出会った、
すてきな、着物女性のことです。
ひとりで、お茶を飲んでらした、80才くらいの方。
私もひとりだったので、
ずーっと、ながめさせていただきました。
着物もすてきでしたし、
立ち居、ふるまいが、とっても、エレガントでした。
あまりにステキでしたので、
会計の時、となりにおられたので、
ちょっと、迷ったのですが、
思い切って
「ステキですね」と、
伝えてみました。
すると、とても喜んでくださって、
「貴女は、スマートで、何を着なさってもステキですが、
年をとると、着物ぐらいしか、似合うものがなくって」
と、おっしゃる。
そうかしら、
まぁ、ごけんそんだと、思いますが、
でも、「着物ぐらいしか」という言い方は、
ちょっと、残念ですよ。
と、心の中で、つぶやきながら、店を出ました。
そして、
あぁ、そうだったな、
西洋にあこがれ、日本を野暮とする、
そういう「日本」の中で、
私は、育ったのだっけ、
そうそう思い出した、と、
なつかしく、
そして、ちょっぴり、
かわいそうなような気持ちになりました。
(日本の良さが、けなされていて、かわいそう、という気持ち)
ここまで、読んでくださって、ありがとうございました。
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2016年11月7日月曜日
日本の人口は、減っているのか
けさの、ロワール地方は、
寒いです!
ひたすら、じめじめ、寒いです。
朝起きた時は、
むかいの屋根に、霜がおりていて、
びっくりしました。
11月に、初霜なんて、めずらしいです。
けれど、空もカラッと晴れていたので、
気持ちよいな、とよろこんでいると。
しばらくして、トントン、と雨の音。
天気のアプリをみれば、
2度、と、あります。
東京の秋とは、ちょっとちがって、
しんしん、じめじめ、冷えそうです。
さて、
今回、日本に行って、思ったことがあります。
前にも、少し、思ったのですが。
気のせいかもしれません。
東京、都心をふらついていて、
なんとなく、人が少ないような気がするのです。
山手線に乗っていても、です。
以前のような、ラッシュアワーの「すごさ」も、
なんとなく、おだやかになったように、感じます。
町中を歩いていても、
人が、少なくなっているような、気がします。
サラリーマンの数がへっているのか、
それとも、時差通勤のおかげなのか。
こんど、数字をしらべてみよう、と思いました。
それにしても、
私のおじいちゃんたちが生まれた、100年くらい前は、
東京は、ずいぶん人口が少なくて、
建物も、今のようには、なくて、
スカスカだったことでしょう。
見晴らしも、よかったことでしょう。
山手線にのりながら、
私は、たまに、
そんな風景をおもいうかべて、
ひとりで、楽しんだりします。
また、
電車にすわっている人、ひとりひとりに、
着物をきせてみたりします。
「おっ、似合ってる!」と、思わず拍手しちゃいます。
(心の中で)
たいていの人に、着物は、ぴったり似合います。
それから、
里帰りの、帰り、
羽田の飛行場に向かいながら、
「浜松町」ということばを、夫に説明しました。
松が、かっこよく、
のんびりと、砂浜にはえてる様子が、うかびます。
とっても、すてきです。
こんなふうに、
東京の町を、楽しんだり、しました。
さて、
けさのロワール川は、
もみじが、きれいかな、と期待していたのですが、
もみじ、というよりは、
枯れ葉色、でした。
2度、という天気アプリをみたので、
スキーに行くような格好で、散歩に行きました。
毛糸の帽子、てぶくろ、ブーツ。
おおげさではなくて、それが、正解でした。
それでも、手は、かじかみました。
家に帰ったら、お風呂に入れたらいいのだけど。
先週はいった、
東京の銭湯が、恋しいナ、と、思いました。
きょうも、読みに来てくださって、どうもありがとうございました。
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2016年11月4日金曜日
日本の、良くないところは
きのう、日本からフランスへ、もどってきました。
まだ、時差ぼけで、頭がぼーっとしています。
短い滞在なのと、
たまにしか、行けないのとで、
日本の、私の大切な人々は、
大歓迎してくれます。
これでもか、これでもか、
というように、
日本の良いところを、見せてくれたり、
おみやげに、と、
日本の、いいところばかりを、
プレゼントしてくれます。
私は、私で、
くずもち、
シュークリーム、
茶わん蒸し、
中華料理、
あんみつ、
などなど、おいしいものを、
できるかぎり、食べてしまいます。
そして、
銭湯へ行って、
温泉にはいって、
海のすてきな景色をながめたり、
町中の、中途はんぱに古い、むかしのまんまの、
昭和の家なみを見ては、
きょろきょろしたり、
ぼーっと、して、
ともかく、
日本のいいところばかり、
味わってきました。
日本を出て、ここ、
フランスに住むことを決めた時、
そんなに、日本のいいところを、知りませんでした。
なんとなく、あたりまえのように、
見ていたこと、
やっていたこと、
きいていた、日本にしかないものを、
今、
いいな、と思います。
なくしてみて、
やっと、その良さに気づきます。
そして、
短い里帰りで、
たくさん、味わってきます。
今回は、
昭和時代の、ボンボン時計を、
持って帰りました。
オークションで、買いました。
チクタクは、ちょっとうるさいですが、
きいていいるだけで、
体が、よろこんでいるようです。
ザーンザーン、と
時報をうつ音は、
友だちのうちで、遊んでいて、
きこえてきた音です。
「あ、もう帰らなくちゃ」という、合図。
この音をきかなくなって、
ずいぶんになります。
きいていると、
なくしたパズルのピースが、もどってきたような、
そんな気持ちです。
もちろん、
日本にだって、良くないことは、あるはずです。
でも、私は、それは、
無視します。
いいとこばかり、味わって、
思う存分、日本を楽しんじゃいます。
いつも、外国で、
日本が恋しい気持ちになっているのだから、
里帰りの時は、
うんと、甘えてしまうことに、します。
ありがとう、日本。
ありがとう、日本の人たち。
さあ、
時差ぼけの、ねぼけまなこ、ですが、
これから、仕事に出かけます。
きょうも、
読んでくださって、どうもありがとうございました。
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