2016年10月5日水曜日

いやなことを断るのに、勇気がいった



もう、とても涼しくなりました。
ちょっぴり、風邪をひいて、頭がいたいです。

さて、
先日、仕事で、ちょっとしたことを頼まれました。
やりたくないけど、
やってみたい、でも、ちょっとやだな、
という仕事でした。

オーケストラでひく仕事。
でも、電子ピアノでひく仕事。

いったん、「いいよ」と言ったのに、
あとになってみると、
やっぱり、やりたくない、という気持ちがいっぱい。

いつもなら、
「いいよ」と言ってしまったのだから、
やるしかない、と、思って、
気持ちは、わきにおいて、
そのまま、一直線に、実行にうつるのです。

が、

今回ばかりは、
どうも、気になりました。
それで、
なんども、なんども、私の「本音」と相談をかさねて。

「いいよと言ったのに、断ったら、おこられるかも」
「信用がなくなるかも」
というおそれも、あったり、
どうやって、お断りしよう、
などなど、とても悩んだのですが、

やっぱり、
週末あけに、お断りしました。

「みなさんと、演奏するのが楽しみで、
つい、いいよ、と言ってしまったけど、
やっぱり、電子ピアノでひくのは、
ちょっと、複雑なのよ、
ごめんね」

と、わけを話したら、
すんなり、それで、すみました!

あぁ、よかった。

すっきり!
私の中の、軸が、一直線に通った感じです。

いったん「いいよ」と言ったことを、
「ごめん、できない」
なんて、言ったことは、初めてです。

相手の方には、迷惑かかったかもしれないけど、
でも、それほどでもないだろうし、
(ピアニストなんて、うじゃうじゃいるのだし)
私も、いやいや何かをやるより、
好きなことをしたいし。

かなりの勇気がいったけれど、
やってみて、よかった、と思いました。

そして、
この次からは、せっかちに、うけおいしないで、
考える時間をください、と言おう、
と、心に誓いました。


ところで、
学校の、コピー機のそばに、
こんな本が、おいてありました。
落とし物だそうです。



東京の、おいしい店の紹介がある、マンガ本です。
表紙に、
おぜんと、アルミのちゃちな灰皿が、
見えます。
なつかしいです。

そんな絵を見ながら、コピーをしていると、
自分が、どこにいるのだか、わからなくなります。

フランスにいるのか、
日本にいるのか、
昭和時代にいるのか、
21世紀にいるのか。
こんな店は、まだあるのだろうか。

仕事終わったら、ちょっと寄ってみたいな、
なんて、思ってしまいました。



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