2018年1月23日火曜日

あっしには、関わりのないことでござんす



毎日、毎日、雨ふり。
そして、風ふき。

とはいっても、
なんとなく、白い空は、明るいような気もしますし、
夕暮れも、少しずつ、おそくなっています。

ごく、たまに、
お日さまが顔をだすと、
もう、うれしくてたまりません。
見れば、
道ばたの草も、青々としています。
その緑を見るのは、目にうれしい。

それに、ふしぎなのは。

今、突然青くなったのではないはずです。
ということは、
いくら雨がふっても、
曇りでも、
草は、光合成をしているということです。
ふだんから、
ぐずついた天気のもとで、
ちゃんと、青々と育っている。
それを見ると、けなげに思えます。



さて、
そんな、雨ふりの中、
きのうは、ヒップホップのダンスパーティに、
行ってきました。

前回は、初めてでした。
ですから、輪の中で、一人踊るなんて、
とてもモノスゴク、ストレスが多かったですが、
今回は、それは少し減りました。

また、
お仲間と一緒に、同じジェスチャーをして、
踊るのも、とても楽しい。
やはり、これが、一番楽しいと思うのです。
盆踊りみたいなものです。

とくに、決まった振り付けはないのです。
一緒に踊っているうちに、なんとなく、
同じ動作をしてしまう。
ただ、それだけです。
それが、なんとも楽しいのです。
動作で会話をしてるようなものです。



ただ、家へ戻ってから、
夜になって、
「あれぇ、ちょっとやりすぎたかなぁ、
品がなかったかなぁ」と気になりました。
これまた、モノスゴク、気になりました。

そして、しばらくして、
あぁ、そうか、
私は、品がなくなるのをおそれて、
なかなか、力を抜けなかったのかなと、
思いました。

いつも、先生たちには、
「力をぬいて」
「もっと自然に」
「なんでもいいから自分を表現せよ」って、
いつも言われてるのです。
それが、なかなかできない。

そして、
思いっきり、楽しめたと思ったら、
今度は、
「やりすぎたかな」と心配になる。
なんていう、めんどくさいタチだろう、と
自分でいやになります。



けれど、
あるフレーズを思い出しました。

このごろ、
人の目が気になったら、よく思い出すフレーズです。
「あっしには、関わりのないことでござんす」です。
小学校のころ、
はやっていたのです。
ドスがきいていて、
とても力があるフレーズ。

それを、心の中で言ってみる。
すると、
迷いが、すうっと消えます。
もう、めんどくさい、
どうでもいいや、という気持ちになります。
ダンスなんだから、
どんどん新しいスタイルが出てきたっていいのだから、
という気持ちも、わいてきます。
力が出てきます。

これからも、即興ダンスをするとき、
「人の目は、あっしには、関わりのないことでござんす」と、
心の中で、つぶやくといいかもしれない、
と思ったりしました。

きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。


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