朝起きると、まっくらになる季節になりました。
もう、街では、クリスマスのかざりがつけられています。
そうすると、
朝起きるのが大変、という人も出てきます。
私は、、というと。
むしろその逆です。
外が暗い、早い朝は、
静かで、得したような気がします。
そして、
私は、朝ごはんが、大好きです。
もしかすると、1日の3食のうち、一番好きかもしれません。
ですので、
目が覚めれば、少しは眠くても、
「あぁ、朝ごはんの時間!」と、
よろこんで起きてしまうのです。
あつい紅茶とトースト。
こんなに、ありふれていて、
おいしいものはない、と思ってしまいます。
たまに、
夜、床に就くとき、
あぁ、お腹すいた、
はやく、朝ごはんにならないか、と、
思ってしまうことだって、あるくらいです。
まだ、暗い朝、
台所におりたら、明かりをつける。
お湯をわかす。
クレッシェンドに、わいてくる音。
そして、お湯を注ぐ時の、音。
そして、イキイキとのぼってくる、
紅茶の香り。
香りといえば、
今、ちょっと考え中のことがあります。
今までずっと使ってきた香水が、
前のように香りがしないのです。
まず、
私のハナが、にぶくなったのかもしれない、と
思いました。
同じ香水をずっと使っていると、
慣れてしまうこともあります。
それにしても、
前は、たまには、
「あぁ、すずらんの香りですね」、
などと感想を言ってくださる方もあったのに、
最近では、まったくありません。
ネットで探せば、
同じことを感じている人も、
ずいぶんあるようです。
私も、
考えてしまいます。
どうしようか、としばらくお店を回ります。
やっぱり、
いつもの香りが、以前とは違うような気がします。
あのステキな香りが、見つかりません。
「慣れ」のせいだけではないようです。
何だか、
どこにでもありそうな、
良くも、ワルクもない、香りがします。
こんなにお金を出して、
ちゃんとした香りがしなかったら、
「裸の王様」のようなものです。
私だけが、
いい香りだろうと考えていて、
実は、何の香りもしないのかもしれません。
がっかりです。
ほかの銘柄に変えようか、と
いろいろ試してみますが、
まだ、
どうも、ぴったりきません。
今まで、この香水を、
自分の体の一部のように考えていましたので、
それを変えるというのは、
なかなか、ちょっとやそっとでは、
決められないかもしれません。
とはいうものの、
もっと、カンタンに手に入る香りもあります。
このあいだ、仕事をしていたら、
すーっと、香りだか、思い出だか、
どちらとも見分けがつかないような感じがしてきます。
あ、古い香り、
でも、「これ!」とはっきりわかる香り、
と、思うのですが、
思えば、とても薄い香りです。
しばらくして、「あぁ、そうか」と、
わかります。
そばの、一輪ざしに、サザンカの花をさしておいた、
その香りでした。
もうその白い花は、ちょっとしなび始めています。
それなのに、
こうやって、確実に香りはします。
誰も知らないような、
珍しい香りです。
私は、遠い昔、昭和のころに、
そんな香りを、知りもしないで、
気がつきもしないで、
生活していたのだと思います。
こんな風に、
品が良くて、
「気がつきもしないけれど、いい香り」というのが、
カンタンに手に入るのに、
それを、香水屋さんで見つけるのは、
それは、それは、ムズカシイ。
そういえば、
このごろでは、
窓を開けると、
どこかで暖炉をくべている香り、
湿った庭のにおい、
落ち葉の香り、
菊の花の、濃い香り、
などなど、
それはもう、いろんな香りがするのです。
となると、
もう、これ以上、人工の香水は、もう良しにしようかしら、
それとも、
やっぱりエチケットです、
何か、さっぱりした香りをさがそうか、などなどと
いろいろ考えてしまいます。
なにか、いい気分になるような香り。
きのうは、
久しぶりに、家で、ビデオ動画を相手に、
ボディジャムを踊りました。
9ヶ月ぶりくらいです。
一人で踊るのは、ちょっとイマイチです。
でも、
スポーツジムでは、このプログラムがなくなってしまったのです。
こうするしかありません。
それでも、
みんなと踊る楽しがなくても、
体がとても喜んでいるのが、わかります。
「あぁ、楽しい!」と、
関節、筋肉、スジたちが、言っています。
どんなマッサージよりも、
もっといい気持ちです。
ボデイジャムを毎週踊らないで生きていくのは、
残念すぎる、
これも、何とか、解決方法を見つけないと、
と、思いました。
世の中が、いろいろ変わっていくのに、
ついていかなきゃ、と、
ちょっと、焦るような気持ちになりました。
きょうも、ご訪問、ありがとうございました。
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