このあいだ、
とてもうれしくなる、買い物をしました。
これぞ、ジーンズ!
と思えるジーンズが、見つかったのです。
昔の、あの、はき心地どおりです。
そのうれしさといったら、
もう、思わず、
はいているデニムの生地を、さすってしまいます。
あぁ、あと何年はけるかな、
長い、おつきあい、よろしく、と、
まるで、新しいペットを家につれてきたような、気持ちです。
はいてるうちに、ますます、やらかく、
なじんでくるんだろうな、と思います。
時がたつにつれて、
どんどん、良くなっていく、なんて、
ステキなことです。
年とるにつれて、
つまらないことが多くなるかもしれない、と思っていましたけど、
まったく、その逆です。
そのジーンズの何が、すばらしいのかと言いますと、
それは、コットン100パーセントだからです。
そういうジーンズを、
ここしばらく、はいていませんでした。
20年くらい前、伸び縮みのするジーンズを着たとき、
はきやすいな、と思いました。
それ以来、どんなジーンズにも、
だいたい、数パーセント、そういう材料がはいっていました。
けれど、その欠点もあります。
使っているうちに、なんとなく、ごわごわの手触りになります。
だいたい、
私は、自然の繊維のものが、好きです。
化繊や、伸び縮みは、夏は暑いし、冬は寒いので、
あまり、気に入らないのです。
と、
そんな話を、20代の方と、していましたら。
それ、よく、わかる!
そういう、いいジーンズが、少ない、と
わかってくださったので、私もうれしくなりました。
そして、
その方は、なんと、
ジーンズは、日本製を、注文して買っているのです。
名柄は、ここでは書きませんが、
なぞなぞ風に、いいますと、
1)きびだんごで有名な童話の主人公
2)「純粋な、青」を英語でいう
という、ブランドふたつを、愛用してるのだそうです!
フランスから、わざわざ、日本に注文しているのです。
調べてみれば、岡山のブランドです。
布づくりは、
岡山の、伝統的な工芸なのだそうです。
そこで、質のいい布に、藍染めで、
とてもていねいに作られている、ジーンズのようです。
びっくりしました。
とても、誇りにも、思いました。

その方は、コットンの、質のいいジーンズを、
日本で買うのです。
私も、こんど日本で、店をのぞいてみようと、思っていました。
けれど、それが、
フランスでも、見つかったのです。
それは、どういうことかといいますと、
デパートで、いつもの名柄のを、ためしにはいて、
これ、と、決めて、
売り子さんに、渡したとき、
ちょっと、その、コットン100%の話をしたのです。
そしたら、
それをわかってくださって、ためしてみたら、と、
上の階の、メンズ売り場に、つれていってくださったのです。
そう、
そういえば、その昔、昭和の時代。
ジーンズに、女物も、男物も、ありませんでした。
ジーンズといえば、男物に決まっていました。
そして、
その名柄の「元祖」復刻版を、試着させてくれたのです。
男物売り場で、試着するのは、ちょっと恥ずかしかったです。
そうして、ようやく、
この、ステキなジーンズに出会えた、という話です。
それにしても、
やはり、上の日本のブランドは、
気になります。
もうじき、里帰りしますので、
やっぱり、店を、のぞいてみたいと思います。
きょうは、
ジーンズの話でした。
読んでくださって、どうもありがとうございました。

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