2017年10月4日水曜日
ちょっぴり、むなしい
けさは、だいぶ寒くなって、
ダウンジャケットで、散歩に行きました。
もう、ほんとうの秋になりました。
おとといは、用があって、
ロワール川沿いを、車で走らせましたところ。
その道は、木の葉が、
はらはらと、落ちていました。
その中をくぐって、運転しました。
まるで、学芸会の、舞台装置のようです。
英語で、秋を、「fall」ともいいますが、
ほんとに、「落ちる」季節だ、と思いました。
川のほとりの、カフェは、
もう、片づけられていました。
夏に、
友だちや、親戚の人といっしょに、
ビールを飲んだり、
踊ったことを、思い出します。
つい、数ヶ月前のことです。
それは、すぎて、
もう、だれもいなくなりました。
なんでも、すぎていくのは、
さびしいです。
あれはなんだったのかな、
幻想だったのかな、
ほんとうに、あったことなのかな、なんて、
区別がつかなくなります。
きのうは、
父のたんじょう日でした。
といっても、もう、父は、いません。
だから、
なんのお祝いも、しません。
いない人の、たんじょう日、なんて、
あまり、意味がないように、思えます。
でも、
その昔、あの、おばあちゃんが、お産して、
男の子がうまれて、
まぁ、さぞかし、うれしかっただろうな、と思います。
やっぱり、お祝いの日だ、と思ってしまいます。
うちの庭では、
夏に、あまり咲かなかったスイレンが、
りっぱな、花を、咲かせていました。
もうすぐ、葉っぱも、枯れる時期です。
すべり込みセーフ、という感じです。
鳥は、いつもの声で、
お茶目に、鳴いていました。
なんだか、
心の底が、しーんとしました。
むなしい、心の底は、
な〜んにもすることがない、という感じでした。
同時に、
肩がおりて、
ちょっぴり、気楽な気持ちが、しました。
きょうも、読んでくださって、ありがとうございました。
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