2022年3月15日火曜日

ガチョウの卵を、食べたことありますか

ここロワール地方には、春が来ているようです。
いろいろな花が咲き始めています。
とはいうものの、朝早くには、屋根はまっ白。
霜が降りているのです。

朝市に行くと、
同じように見えても、
ちょっと変化があります。
たとえば、菜の花のような菜っ葉も、
売られています。

イチゴも、
白いアスパラガスも、ほんのちょっぴり、
出て来ました。
でも、まだまだ、走りです。
もう少し待ってから、買います。

先日の朝市では、
菜の花っぽい菜っ葉と、
そら豆と、
ガチョウの卵を買いました。

ガチョウの卵は、
とても珍しいです。
買ったのはこれで2度目です。
その大きなこと!

割ったら、
中から怪獣の赤ちゃんが出てきそうです。






 







市を出している農家の人に、
「きょうは、日曜日だから、
夕ご飯は、オムレツなんです」と言います。
フランス人の、日曜の夕飯は、
ランチがにぎやかだったからなのか、
夕ご飯は、シンプルになります。
一昔前のフランスでは、
オムレツ、と決めている人が多かったです。

なるほど、日曜日のオムレツね、
ガチョウの卵なら、一人1個くらいでいいでしょう、ということです。

その日の晩、さっそく、卵を割ります。
大きな黄身!
そして、
ちょっと、まだ生っぽいところのあるオムレツにします。
できたてを、すぐにいただく。
コクがあって、おいしいです。
サンショをふりかけて、食します。よく合います!

それが、
いくら食べても、食べても、
まだまだ、あるのです。
一個で、ふつうの卵の3個ぶんくらいは、ありそうです。
栄養、たっぷりそうです。

分けてあげたいなぁと、思う人は、
たくさんいるのですが、
どうやって分けて差し上げられるのか。。
















話は、変わります。
先日、また「外に閉じ込められ」ました。
カギを持たずに、外へ出たので、
自分の家に入れなくなりました。

それを、「外へ閉じ込められる」という言い方をするのです。
そして、私には、それが初めてではない。
これまで、何度も、そういうことがありました。
また、それをやらかしたのです。
もう、自分にげんなりします。

以前は、
ちょっとしたお年寄りのところに、
合いカギを預けてありました。
「こんちわ〜」と、かけつければ、
なんとかなっていたのです。
でも、もう、そういうお年寄りたちも天国へ行ってしまいました。

つまり、
お年寄りは、私の世代になってしまいました。
ですが、このお年寄り世代は、まだ活躍中なのです。
ですから、色々な人にカギは預けてあるのですが、
その人たちは、日中は、お留守なのです。
大事なカギは、
そのお家の、家具の上のかざりの、壺かなにかの中で、
ゆうゆうと、眠っているのです。

そのために、
私は、4時間くらい、
街をうろうろしなくてはなりませんでした。
幸い、ある場所に、ゆっくりさせてもらえたのと、
ジーンズのまま、スポーツに行けたのは、
よかったです。
これで、大事なボディジャムにも行けたのですが、
もう、これで、こりごり、と思いました。

























しばらくして、隣の人が帰ってきて、
「な〜んだ、それだったら、電話してくれたらいいのに」と
言ってくれました。
でも、スマホも、家の中に閉じ込められていたのです。

ボディジャムの仲間が、
「合いカギ、預かるよ」とも言ってくれました。
ありがとう、そうさせてもらいます。

そして、
「どこか、秘密の場所に隠す、というのは?」
という人も、ありました。
私も、そうも考えているのです。
一つ、アイデアがあったのです。
実は、実行しよう、実行しよう、と思っていたのに、
何もしないで、ここまできてしまったのです。

どうするか、は、秘密ですが、
それを、私は、やっと実行しました。
もう、これで、大丈夫、と思います。
もう、読者の皆さんは、2度と、
外へ閉じ込められる、というブログ記事を、
読まれることはないと思います。

















お向かいのモクレンの花が、咲きました。
このアングルの、お花の写真は、
なんども、なんども、このブログに載せています。
毎度おなじみで、申し訳ない気持ちもあります。
でも、
平凡に、また、繰り返しやってくる春を見られるのは、
これも、
かなり、いいことなのではないか、とも思います。

色々な祈りを込めて。

きょうも、どうもありがとうございました。




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