2022年2月16日水曜日

日本人、すごい!


今、ちょっとした冬休みです。
スキー休み、とも言います。
私も、スキーに行きたかったのですが、
どうも、そういう成り行きにはなりませんでした。

そのかわり、
北京オリンピックを、見させてもらっています!
その、素晴らしいこと。
朝ごはんの時に、
スノーボードの競技を見るのです。

もう、感激ばかりしています。
美しいですし、
すごいです。
ものすごく難しいことをやっていると思います。
1ミリまちがえれば、ケガします。

私は、つきっきりで、
見てしまいます。
どの人も、
長いこと、よくガンバって練習してきたと思います。

日本人も、今年は、
すごく活躍しています。
小柄な体で、ものすごい技術を見せてくれます。
ジャンプの後に、何度も空中回転。そして、
軽々と、着地(着雪)するときなど。
そのカッコ良さと言ったら。

涙が浮かぶほど、感動します。
「松島や あぁ松島や 松島や」が名句なら、
私だって、
「すごいのね あぁすごいわね すごいのね」と
歌いたくなる、
それほど、
言葉にならない感動です。

















あともう一つ、すごいと思うことがあります。
それは、選手たちの、メンタルです。

たとえば。

もし、一人がころぶと、
次の人が、ころぶことがあります。
また、その次の人がころんだりします。
それは、ピアノの試験でも、そういうことが、
たまにあります。
「伝染している」と思ってしまうくらい、
影響を与えてしまうのです。

ですから、
スノーボードで、妹がころんだので、
さて、そのあとに滑るお姉ちゃんは、どういうことになるかと、
私は、見ていたのです。
すると、そのお姉ちゃんは、
そんなのかまわん、という強さと勢いで、
ものすごい演技を見せてくれたのです。

それは、メダルを取れた日本の女性です。
そのあとインタビューを聞いていましたら、
あの北京の同じ場所で、ケガをしたことがあったので、
とてもこわかった、ということでした。

えええ?と思います。
だから、妹さんがころんだって、なんのその。
そんなのを上回る「敵」と戦っていたのかもしれません。
こわさ、という敵と。

ほんとに、ブラボーブラボーです。


















ひどいころび方をして、
とても痛かったはずなのに、それでも、そのあと2回も、
ちゃんと滑ってきた女性もありました。
日本女性。
よくがんばったと思いました。
強い心の持ち主だろうと思いました。

また、
そういう時は、
自分がスキーでころんで、息が止まって、苦しかったことを、
思い出したりしてしまいます。
私のレベルは、ものすごく下レベルですけど、
痛さは、ちょっと似ているかもしれません。

それから、
ものすごいワザにチャレンジした、日本女性。
うまく着地できなかったけれども、
すごかったです。
他の国のライダーたちも、やってきて、
一緒に喜んでいました。
いい雰囲気です。

あぁ、おもしろい、
楽しい、
解説のお兄さんも、すごく明るそうで、
いい解説をしてくれるし、と、
私は、興奮して、
朝ごはんのテーブルに、ずっといます。

















それに比べると、
フィギュアスケートは、
フランステレビの、
解説のお姉さんが、ちょっと厳しすぎます。
細かいことに、うるさいのなんの。
聞いていると、学校で、
なんだかんだとお小言を言われているようです。
せっかくの競技が、おもしろくなくなります。

今年は、
アイスダンスで、フランスのカップルが、
とてもずば抜けて、素晴らしかったので、
これを見ていました。
ずば抜けて素敵なので、
さすがの、うるさ姉さんも、絶賛していましたので、
ホッとしました。

























ところで、
きのうは、バレンタインデーでした。
この日には、よく、
夫が、お花を買ってきてくれます。
でも、この冬の季節に、赤いバラは、
どうも自然な感じがしませんので、
これは、遠慮しています。
それを知っていますので、
きのうは、クリスマスローズの鉢植えを、
買ってきてくれました。

そして、
私は夫に、何をプレゼント?と
考えました。そして、
アマンドサブレ、と思いつきました。
















古いレシピ帳をさがしてきて、
もう、ボロボロになったノートから、
「アマンドサブレ」を見つけました。
思えば、それは、私が大学生の時の、レシピです。
そのとき作って、おいしかったのは覚えていますが、
それ以来、一回も作っていません。
なぜだか、わかりません。

それを、作りました。
レシピノートの紙は、黄ばんでいました。
スライスアーモンドを、こんがり焼いて、
それを、生地に入れます。
そして、角の柱型にして、冷やす。
それを、うすくスライスして、天火で焼くのです。

作りながら、
これを作ったころの若い自分を、
思い出しました。
そして、でき上がったサブレは、喜んでもらえました。
なんで、今まで作らなかったのかな、
これから、もっと作ろう、と思いました。



もう、お日様も高くなってきて、
だんだん、明るさも増えてきました。

きのうなどは、バラバラと、ヒョウが降ってきました。
これは、フランスでは、春のしるしです。
それはうれしいけれど、
車や、屋根に被害があっては困る、
保険のために証拠を、と、あわてて外へ出て、
ヒョウをお皿に取りました。
そして、急いで、冷凍庫に入れました。
小粒のヒョウでした。

そして、念のために、
地べたにころがるヒョウを、写真に撮りました。
大きさがわかるように、
私の靴も、一緒に撮りました。

あとで、夫に、
「こんなヒョウが降ってきたのよ」と、
見せようと、冷凍庫を開けました。ですが、
お皿の中のヒョウは、ほとんど、とけてしまっていて、
ただの水が、でこぼこと、
凍っていただけでした。

二人で、笑いました。


きょうも、ありがとうございました。






 

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