2020年10月6日火曜日

もう、クリスマスの準備


 旧市街に住んでいるくせに、
旧市街をぶらつくことは、少ないです。
けさは、ひさしぶりに、
旧市街の、バーやレストランのあるところを、
通りすぎました。

すると、
今までのレストランがなくなって、
かわりに、チェーン店があったりします。
ちょっぴり、さびしいですが、
それもいいのかもしれません。
パリに行っても、
ニューヨークに行っても、
同じ店があるということです。
どこに行っても、見慣れたものがある、ということです。

それでも、そのそばには、
いつもの、昔ながらのサロン・ド・テが、
あいていました。
くもり空の下、暖かい照明の色が、
店の中に、あふれていました。
おいしそうなタルトが、ショーケースに、たっぷり、
キラキラしています。
まだ、まだ、昔風のは、あります。

見上げると、
もう、クリスマスのイルミネーションが、
用意されていました。
12月に用意するより、
11月に用意する方が、経済的だからだということです。
それが、
今年は、10月に。
なんて、気の早いこと!
















私は、
こういう、くもり空の、秋の日が大好きです。
家で、ぬくぬく、お茶をすすったり、
静かに、友とおしゃべりをしたり、
という、季節です。

窓をあければ、しっとり雨がふっていて、
どこかで暖炉を燃やしている、においがします。
秋だな、しめしめ、と思います。
暑い、苦手な夏が終わって、
やっと、生きた心地がします。

もう、セントラルヒーティングは、
ぜんぶ、つけました。
それでも、少し湿った感じがします。
人が訪ねてくるときなど、
暖炉に火をくべようか、などと迷ったりします。

















そうそう、きのうは、
ミョウガがとれました。
植えた一年目は、収穫がないかもしれない、と
聞いていましたので、
今年は、もうあきらめていたのです。

それが、
きのう、ニョキニョキと、花芽が出ているのを見つけたので、
とびきり、うれしく思いました。
ほんとうは、夏に、おそうめんと一緒に、と
楽しみにしていたのです。
それが、あきらめた今ごろ、
秋になってから、とれました。

思えば、ミョウガは、
買ってから、一年がたちます。
去年の里帰りの時、持ち帰ったのです。

今年は、残念ですが、ウイルスのせいで、
里帰りは、はたせません。
なんとも、さびしいことですが、

準備もけっこう大変だということに、
行かない今年、気がつきます。

たった2週間で、欲張って、いろいろなことを
したいですから、

いろいろなことの予約、
人と会うお約束(大臣並みのスケジュールになる)、
お土産、
自分の散策や、買い物の予定、

などなど、
そして、トランクに何をつめるか、
重さは、どう、など、
気をつかうことは、けっこうあるのです。

それがないと、
ずいぶん、ヒマができます。
今年は、ゆっくりする予定です。

















先日、一回り下の友人と話をしていましたら、
結婚したいけれども、
なかなか機会がなくて、という悩みをききました。

今は、出会いのアプリがありますよね、と
いいましたら、
「えーっ、そんなの、だめです。私、もう37才ですから」と、
いうことでした。

私から見たら、ものすごく若いのですが、
それに、彼女は、とってもエレガントで
美しい人なのですが、
なるほど、自分は、もう「年」だと思っているのだな、と
こりゃ、たいへん、
ならば、私は、一体なんなんだろう、という気持ちになりました。

それにしても、
その年で、「そんなのだめ」って、思うなんて、
ちょっと、頭かたいですよ、という気持ちにも、
なりました。
でも、まぁ、家に帰って、ひょっとすると、
出会いアプリを開けて見ているかもしれない、と
勝手に想像したりもしました。

きょうも、読んでくださって、ありがとうございました。



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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Chiyoさん、こんばんは。

前回のブログにあった最後の写真は小さな睡蓮の葉っぱでしょうか?
愛らしかったです。

ジュズ玉、そうですネックレスも作っていましたね。
カラスウリが近くにあったり。
いつの間にか服にくっついて取れない ひっつき虫、と呼んでいた植物も
懐かしいです。小さいアーモンド型のトゲトゲがたくさん付いてたもの。
投げ合って遊びました。

さて!
クリスマスの準備が始まったのですね。
在宅時間が長くなり、今年は案外、力をいれて飾りつけの準備をされる方々も
増えたりして。

日本では、初詣のお参りが密にならぬよう、日にちや時間をずらして出来ないか?
と、思案中のようです。

特別な時期ですから、離れて住む家族、友人たちに会いたい気持ちが募りますよね。
メールや、パソコン等での相手のお顔を見ながらの会話もできる、本当にありがたい
時代。

でもだから、逆にお手紙や、お相手の事をじっくり時間をかけて思ってみる、という
事も出来るかもしれませんね。
昔ながらの方法で、思慕を募らせるなんて、思いのほか粋、かもです。

-窓を開ければ、しっとり雨がふって
-どこかで暖炉をもやしている、においがします

雨の降りはじめの、コンクリートや土のニオイ
たき火で草が燃えるにおい
を、連想しました。場面は違えども。

秋を迎えて、冬支度に向かっていっているのですね。

美味しい食材も待っていますよ!

食材と言えば、みょうが。
収穫がありそうで楽しみですね。

薬味の他には、なす、ゴーヤ、カボチャと共にみそ炒めにします。
ピクルスや天ぷらもおいしいですね。

地面になっているのを一度だけ見たことがあります。
えっ!? これが?と、かなり驚きました。
面白いですよね。
売っているものは結構お高いので、お庭で収穫は良いアイディアです。

それと、、
年下のご友人の、もう37歳ですから、、は勿体ないです!

一般的に、私の個人的なイメージでは、日本人の男性は若い女性を より好む、と
思います(その方がどこにお住まいかは、存じ上げませんが)。
が、男性も皆さんそうではないでしょうし、自分から積極的に女性に声をかけて
、、とか、いうタイプの方ばかりではないはず。

ご謙遜もあって、そう言われたのかもしれませんが、今日本では「人生百年!」
つまり百歳まで生きる(方々が増えた)のだから、十分にお金を貯めよ、という
CMやカラダを鍛えよ、といった類のCMがあります。

でしたら、37歳なんてぜんぜん若いですよね。

何を隠そう、わたし自身、もっと年を重ねてから結婚しました。
その時の、家族、友人はもちろんながら、その周りの独身の友人たちの喜ぶ顔といったら!

わたし達を祝福して、の笑顔もさることながら「おぉ自分にもチャンスが!!」
という、喜びでした。

チャンスは隠れているのです。
覆いを取ってあげたらいいのです。

どうか、ご友人が、もう少しあと一歩踏み出せますように。

長々と、またもやごめんなさい。
お付き合いいただきありがとうございました。

たま

Chiyo さんのコメント...

たまさん、こんにちは。

とても楽しく、読ませていただきました。

例の葉っぱは、実は、はすの葉なのです。
上野の不忍池で、いつの日か、タネをいただいてきたのを、
ここで、育てているのです。
でも、鉢が小さいので、盆栽のように、
小さな葉っぱになりました。
いつか、花を咲かせて欲しいと、楽しみにしています。

さて。
37才よりも、あとに、結婚なされたとか。
その時の、まわりの方々の喜び!
そして、たまさんの、喜び!
それが、伝わってきますね。
私も、うれしくなります。

そして、
勝手ながら、たまさんのお連れ合いは?
どのようなきっかけで?などと、
想像してしまいます。

そうですね、チャンスは隠れているのですね。
その覆いを、とってあげればいい。
そうなんですね、
どうやったら、とれるのかしら。

などと、いろいろ、余韻の深い、
ステキな、お話です。
もっと、お話を聞かせていただきたいです。

ところで、
ミョウガを、なす、ゴーヤ、かぼちゃと、
味噌炒めですか。
そして、ピクルスや、天ぷら。
どれも、知らないお料理ばかりです。
こんど、ぜひ、試してみます。

そうですね、
クリスマス、お正月。
今年は、昔ながらの、
相手に思慕を募らせる、の方式になりそうです。

思いのほか、粋かも、とおっしゃる、
たまさんのことも思い出すはずです!

きょうも、ありがとうございました。