2020年6月24日水曜日

騒がしくなってくる


今週から、
小、中学校が、義務になりました。
きけば、
行かない中学生も、多いそうです。

それでも、
街は、なんとなく、にぎやかです。
車も多くなりましたし、
何といっても、
子どもたちが、街にたくさんいます。

それは、
もう、しばらく見なかったことです。
耳にとっても、
かなり、デシベルがあがったように、
思います。

私は、
静かなのが、好きです。
にぎやかな街も、大好きなのですが、
しばらく、そういうところにいると、
ちょっぴり、くたびれます。
静かなところで、
また、元気をとりもどします。

ですので、
ロックダウンは、不気味でしたが、
よかったところも、ありました。
静かで、
その中で、鳥の声、カエルの声をきいていますと、
ずいぶん、気持ちがよかったです。

そんな時期を、
ちょっぴり、なつかしく思います。

ここ数日間、涼しかったですが、
これから、暑くなりそうな気配です。
けさは、なるべく早めに、
店があく前の、商店街を歩きました。

風は、気持ちいいです。
少し湿っていて、
なんとなく、東京の空気の感じです。

えっ?

「まつ毛の、エクステンション(のばし)」と、
はり紙がしてあります。
ビューティーサロンに、です。
まつ毛をのばすなんて、
そんなこと、できるのでしょうか。
一本一本、ひっぱるのでしょうか。
まさか。


いい香りも、します。
教会から、流れてくる、
冷たい空気。
お香のまじった、においです。

歯医者さんからは、
あの、丁字の香り。
小さいときから、ずっと変わらない、
同じにおい。

八百屋さんは、
もうあいていて、
うっすら、いいにおいがします。
これも、
昭和の、東京の八百屋さんと、
同じ、においです。
よしずが、たてかけられている。
そのうしろには、
プラスチックのざるに盛られた、
やさい、くだもの。
そこを通ると、するにおい。

そのにおいが、ここでも、する。
夏は、いつも、そうです。
たぶん、共通点は、メロンの香りです。


こういう、いいにおいならば、
にぎやかになることは、
大賛成!

ところで、
香りといえば、
きのうは、
梅を、塩に漬けました。
2キロの収穫でした。
熟れて、これまた、いいにおいでした。

日本は、
梅雨のまっさなか、かしら。


きょうも、読んでくださって、
どうもありがとうございました。

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2020年6月19日金曜日

ちょっと、がっかり


そろそろ、梅の木が、
実を、おとすように、なってきました。

雨がふったり、
風がふいたりしますと、
たいてい、一個くらい、落ちています。
さぁ、そろそろ、
梅干しを漬けるころかな、と、
思います。
あら塩も、用意しました。

きのうの朝は、
それでは!と、
長そでの服を着て、
フードもかぶって、
収穫に出ました。

と、いっても、
たったの2本の梅の木なのです。
でも、
たくさん、とれることもあります。
今年は、量は、少ないようですけれど、
大きな、立派な実も、見えています。

さあ!

と、
黄色くなりかけた、青い梅を、
とっていきます。
ざるに、どんどん入れていきます。

ところが、ところが。

青い葉っぱは、健康そうで、いいのですが、
いくらさがしても、
実が、少ないです。
がっかりですが、
これが現実です。
信じられません。
なんども、なんども、
葉っぱをかきわけて、さがしたのですが。

こんなに少ないのは、
初めてです。
とは、いっても、
ぜんぜんとれなかった年が、何年か続きましたから、
それよりは、まし、
というところです。

大きく、立派で、
ずっしり手にはいる、今年の梅。
写真で、うしろに見えるネクタリンと、
ほとんど、同じ大きさです。
すごいジャンボ梅干しが、できるかもしれません。

ふしぎなのは、
一本は、まったく実をつけなかったことです。
ちゃんと花は咲いたのです。
両方の木が、きちんと咲いていたので、
花粉も、きちんとついて、
実もつくと思っていました。

がっかりです。
不作です。
これを食べて生きなくてはならないのなら、
深刻です。

私は、梅干しがなくったって、
じゅうぶん、生きてゆけますが、

お百姓さんの、気持ちが、
一瞬、わかるような気がします。
豊作かどうか、
大漁かどうか。
こんなに、だいじな問題は、ないはずです。


いい天気であってほしい、とか、
疫病がなくなってほしい、というもの。

それは、
もう、人間の手では、おえません。
神様に、お願いするしかありません。

もう、降参!
たすけてください!
と。


けさは、
久しぶりに、マスクをはずして、
菩提樹の下を、とおりました。
甘いかおりが、そこらじゅうに、
じゅうまんしていました。

橋からは、
いろんな動物が見えます。
けさは、
ビーバーのような生き物が、
食べ物をさがしていました。

みなさん、
必死です。
今、水かさが上がってますから、
豊作なのか、不作なのか、
わかりませんが、

ちゃんと、食事ができますように、
と、
ちょっとおせっかいなことを考えながら、
歩きました。


きょうも、
読んでくださって、ありがとうございました。


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2020年6月15日月曜日

いよいよ、ノーマルの方向へ


ゆうべ、マクロン大統領が、
フランス国民に、語りかけました。
それによりますと、
フランスは、
ほぼ、ノーマルな生活に戻るということです。

小、中学校も、
月末からは、義務になる、ということです。
月末から、2週間、
学校に行くことになるって、
それは、いったい?

学校に行って、
お勉強をする、というよりは、
仲間や、先生たちに、
「よいバカンスを!」と、
言い合う、ということかしら。

今まで、どうしてた?
なんて、
しばらくぶりに会った仲間たちと、
ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ、
おしゃべりをする時になるかもしれません。

それにしても、
このロックダウンの影響で、
困っている方々が、たくさんいらっしゃるのは、
ほんとうに、気の毒です。

うちにも、
そういう方が一人(次女)、
いますが、
かわいそうですが、
まぁ、なんとかなるでしょう。
時がたてば、
少しずつ、変わってくるでしょう。

そんな中、
私は、ささいなことで、
心臓がひっくりかえったり、
していましたが、
学年末までの仕事の方向が決まって、
落ち着いてきました。

ますます、
家で静かにしていることを、
楽しめます。

とはいうものの、
いよいよ、
退屈な感じも、わいてきます。

ジムや、ダンスレッスンは、
9月ごろ?


きのうは、
日曜日。
またもや、ハンバーガーを買って、
湖のほとりで、昼ご飯にしました。

虫の音が、とてもきれいでした。
これは、
このあたりでは、めずらしいことなのです。
東京では、
秋になりますと、
とても虫の音がきれいです。
それは、今の、現代の東京でも、
ステキすぎるくらい、
きれいです。

それが、
ここ、ロワール地方には、ないのです。
いつも、それを、
残念に思っていましたが、
去年あたりから、
場所によっては、
きけるようになってきました。

暑さが去年は、ものすごかったですが、
そのせいかもしれません。
よくわかりませんが、
この調子でいくと、
この先、セミなども、
きかれるようになるかもしれない、と
ひそかに、楽しみにしたりします。

草の上に、毛布をしいて、
ねっころがって、
虫のいい声を、ききました。
実に、
いい音楽でした。


きょうも、読んでくださって、
どうもありがとうございました。


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2020年6月11日木曜日

おもちゃを買うか、どうか


ちょっと、考え中のことがあります。
ウォークマンを買うか、どうか、
です。

知らないまに、
音楽をきく方法は、どんどん変わってしまっています。
今では、ストリーミングで、
いろいろな曲をきけたりします。

その前は、
CD。
その前は、レコード、カセット。
とちゅう、
少なくとも2種類の、
小カセットや、
フロッピーのようなのも、ありました。

私は、しばらく、
その流れにのっていましたが、
でも、
今、ほぼ、流れからはみでてしまったような気がします。

移動中に、
いい音で、音楽をききたい、と思ったので、
調べてみましたところ。

今でも、
ウォークマンというものが、あるのです!
カセットの、ではありません。
mp3 の、です。

それにしても、
この名は、なんだか、魅力があります。
遠い昔、
カセットで、音楽をきいたり、
フランス語を習ったりしていたな、と
思い出しました。

けれど、
よく思い出してみれば、
私のは、ウォークマンではなくて、
アイワの、
「カセットボーイ」という名の機械だったです。
調べてみます。
すると、
たしかに、カセットボーイ君は、
存在していたのです。
写真も、見られます。
大学時代が、よみがえってきます。


どなたかの、
インタビューを読みましたら、
その方は、
ウォークマンにあこがれていたけれど、
高くて買えなかったので、
アイワの「カセットボーイ」を買われた、
ということです。

そうでしたか!

私は、ぜんぜん覚えていませんが、
私にだって、
そういう事情があったにちがいありません。
一流の、ウォークマンは、
買えなかった、はずです。

でも、そういう事情や、
残念な気持ちなど、ぜんぜん覚えていません。
もしかすると、
一流でなくても、
そんな便利なものが買える、というだけで、
ひたすら、うれしかった、と思います。

そんな昔の自分が、
かわいらしく思えます。

じっさい、それは、とても快適で、
たいそう気に入っていました。
好きな音楽をききながら、街を歩いたり、
電車に乗る。
そのために、
カセットに、いろいろ自分の好きな曲を、つめる。

さて、
丸くて黒いレコードから、
CDになったとき、音が、変わったと思いました。
そして、mp3になったとき、
ますます、変わったように、感じました。
ずいぶん、平たい感じです。

ところが、今、
また、音が、よくなる技術が、
開発されているようです。
それを、
ぜひ、試してみたいです。

で、
昔、たぶん買えなかった、ウォークマンを、
今なら、買えますから、
どうしようかな、と迷います。
なくても、
別に困らない、といえば、困らない。

でも、
その、いい音質というのを、
ぜひ、きいてみたいです。

あと、もうひとつ、
迷う理由が、あります。

どこから、音をひっぱってくるか、です。
どうやって、私のウォークマンに、
曲を、つめるか、です。
それは、かなり、めんどくさいことなのです。
手持ちのCDからなのか、
それとも、ネットで買うのか。

それに、
イヤホンだって、
上等のものでなくては、
いい音が、きこえないかもしれません。

まだまだ、研究しないとなりません。
とても奥の深い道です。

ただ、
めんどくさいなら、やめればいいはずですが、

どういうわけか、
「ウォークマン」に、
私は、ひかれてしまいます。
それは、もしかすると、
忘れてしまっていたけれど、
実は、
大学時代に、「あこがれた」からかもしれない、
なんて、思ったりしました。

きょうも、
おつきあいくださり、どうもありがとうございました。

追伸

けさの散歩では、
橋の上から、川の流れの音が、とてもきれいでした。
そのむこうでは、
カエルが、けろけろと、よく鳴いていました。
写真から、少し、きこえますでしょうか。
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2020年6月9日火曜日

テレワークの、恐怖


きのうは、
夕ごはんを終えて、ゆったりしている時、
なにげなくメールをチェックしてみますと。

なんと、
勤め先の音楽院からのメールです。
音楽院は、月末に一部、再開しますので、
教師たちは、来てください、ということでした。

ピアノ、
ハープ、
パーカッションだけ、と書いてあります。

えーっ?

私は、
もう、てっきり夏休みまで、
音楽院は開かないのだと思っていました。
それが、コロコロ変わるのですから、
心臓に、よくないです。

なるほど、
管楽器は、まずいけど、
ピアノは、リスクがないということかしら。
そして、
念のためにもう一度、
読んでみます。
すると、

そうではなく、
ピアノ、ハープ、パーカッションを「のぞいて」
だったのです。
信じられないけれど、
すごく、ラッキーです!
(私はピアノ教師です)

2度も、
びっくり、ころびそうになりました。

とりあえず、
よかった。

こんなに、夜の8時すぎに、
こういう大事なニュースが、
音もたてずに、
私のところに、はいってきます。

私は、インターネットは便利だと思います。
そのおかげで、
オンライン講座ができて、
とても気に入っています。
テレワークは、こういう時期に、
とてもいいと思います。

でも、
こういうふうに、
学長さんが、
大事なメッセージを、前ぶれもなく、
メールで送ってくるのは、
かなり、
びっくりします。

電話ならば、
リーン、などと、
前ぶれがありますし、
人間が相手ですから、
「どう、元気?」などと、
温度をたしかめてから、
本題にはいったりするのですけれど。

それにしても、
今のところ、
ピアノのクラスをあけないのは、
私は、慎重でいいと思います。
お役所の理由では、
ピアノという楽器を、うまく消毒できないから、
ということです。

それは、わかります。
でも、
私は、けんばんから、うつるということより、
私のクラスは、窓が小さいのが、
まずい、と思っています。
換気が、よくできません。

その一方、
管楽器は、
息を使うので、マスクもつけられませんが、
それでも再開するようです。
大丈夫なのでしょうか。

まぁ、いいか。

理由は、ともかく、
私は、このまま、夏休みまで、
オンラインレッスンを続けられます。


それにしても、
こういうふうに、
夜、びっくりニュースがはいってくるとなると、
一日中、
私は、メールチェックに、力がはいってしまいます。
一日中、
緊張してしまいます。

もう少しのんびりできたら、と
思ってしまいます。
いつもの通勤のし方でしたら、
いったん家に帰ってくれば、
もうちょっと、家に帰っている気分になれます。
そこが、
テレワークの、苦手なところです。
寿命がちぢまりますので、
時間外の、びっくりメールは、やめてください、と、
言いたくなります。

ところで、この夏は、
バカンスには、どこも行かない予定です。
ですので、
去年の貨物船の写真を、とりだして、
また、見ようかと思っています。

去年は、ブログをお休み中でしたし、
帰って来た時、
「陸酔い」をして、
10日間は、体が、ふらふらしていました。
とった写真も、まだあまり、見ていません。
それを見て、
また、楽しもうなどと、考えました。

それでは、また。
きょうも、読んでくださって、
どうもありがとうございました。

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2020年6月7日日曜日

母の日、香り


フランスでは、
きょうは、母の日です。
きのうは、街中で、
花束をもっている男性が、見られました。
たぶん、
お母さんのところへ、
届けにいくのかもしれない、と
想像したりしました。

日本では、
ずっと、カーネーションを贈っていました。
カーネーションは、
姿もきれいですが、
香りが、ばつぐんにいいです。
今でも、
小さなカーネーションの香りをかぐと、
「母の日」を、
思い出します。


香りといえば、
今、
いろいろな香りがします。

おととい、
マニヨリア(たいさんぼく)の花を、
ひろいました。
白い花びら一枚が、
マスクのように、大きい、
その花びらが、おちていました。

マスクのような形をしています。
うわぁ、マスク、と
マスクをするように、口にあてがいましたら、
香りが、すばらしい。

その香りは、
しばらく、私にまとわりついていました。
そして、
その花びらは、
2日たった今も、
部屋の中で、いい香りをふりまいています。


この花は、
いけても、
むいたリンゴのように、
すぐに茶色くなります。
とても、つまらない。
ですが、
形は、実にエレガントですし、
香りが、ばつぐん。
レモンに、ちょっと何かいいものを
加えたようです。
スカッとしますし、落ち着く気持ちもします。

エレガントで、さらに、
もうちょっと、大人っぽいのは、
星形ジャスミンです。
今、ちょうど、香っている季節です。
夕方になると、ますます濃くなる。

こんなふうに、
ステキな香りが、楽しめます。
これは、
どんな香水でも、まねできないと、
私は思います。

ロックダウン中は、
外へ出ても、
香水に出会うことがありませんでした。
今、
それが解除されて、
たくさんの人が街にあふれています。
それと同時に、
香水にも、たくさん、出会います。
あぁ、
もとに、もどってきてるな、と
気がつきます。


今週は、
私のスポーツジムが、再開しました。
仲間から、すぐ、
来るかどうか、たずねられました。
でも、
私は、慎重にしていますので、
まだ、様子をみます、と
答えました。

それにしても、
みんなが踊っているのに、
私だけ、踊らないのは、悔しいのですが!

マスクをしながらボディジャムを踊るのか、
きいてみると、
マスクなしで、
みなさん、楽しんだそうです。
あの、換気のよくない場所で、
マスクなしで、、、?と
私は、ちょっと不安になります。

いつ、
私は、行くか。
まだ、わかりません。
私は、慎重すぎるのかもしれない、と、
思ったりしました。

あの人たちのように、
もうちょっと、おっとり、呑気になりたいな、
と、思ったりしました。
でも、
これは、ともかく、

全体的にみると、
昔とくらべて、
私もけっこう、だんだん、
ケセラセラセラ的に、なっているかもしれない、と
思ったりもしました。



きょうも、
読んでくださって、どうもありがとうございました。
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2020年6月6日土曜日

目をきかせる


このあいだまで、
暑くてフーフー言ってたと思ったら、
くつ下をはかないと、寒い、
という気候になりました。
私は、
寒いくらいの方が、
だんぜん、いいです。

今年は、
貨物船の旅には、行けそうにありません。
そのほかにも、
里帰りですとか、
小旅行も、ぜんぶ、キャンセルになりました。

もともと、
日本で、夏の旅行といえば、
2泊3日で、海につれていってもらって、
それが、強い印象になっています。
たった2泊3日で、です。

行く前、
切符を買う、
新しい夏服を作ってもらう、
ゴムぞうりなどを、用意する、
鉄道の駅名を見て、想像する。

現場で、楽しかったのは、もちろん、

帰ってから、
でも、
これは、ちょっと苦しかったかもしれませんが、
作文を、書く、
とってきた海藻で、採集日記のようなものを作る、
とってきた貝がらを使って、
紙ねんどで、工作をする、
(夏休みの宿題とする)
写真が焼き上がったら、
それを、見る、
などなど、

ビフォーも、
アフターも、
密が高い。

ですので、
この夏は、バカンスのどこへも、
行かれなそうでも、
あまり、がっかりもしません。

たとえば、
私は、自分のブログの古いのを見て、
楽しんでしまっています。
貨物船の旅は、
自分で読んで、また楽しい。

さもなければ、
家で、庭をじっくり、
楽しむ。
今年は、いちじくの実を、
ぜひ、とりたいと思っています。
去年は、留守していました、
その間に、鳥に食べられてしまいました。


もっとも、
この秋の、里帰りができないのは、
ちょっと、さびしいです。
お年寄りの人たちに会えないとなると、
次、来年、
ちゃんと会えるだろうか、と
心配になります。

こういう方々は、
テレビ電話も使えませんし、
(スカイプ、ズームなど)
メールもだめですし、
電話が通じなかったりする方もある。

私にとって、
大事な人たちなのに、
なかなか会えずに、います。
その一方では、
仕事ですから、しかたありませんが、
生徒さんなど、
とても密に、私とつながっています。
スマートフォンや、パソコンのおかげです。

主客転倒、という
気持ちがしてしまいます。


まぁ、でもいいか、
たまに、
生徒さんに、
ひどくお礼を言われたりすることもあります。

「あのころ、
両親が離婚中で、
とても不安な日々でしたので、
ピアノレッスンがあって、よかった」
なんていう「告白」をうけると、

そうか、よかった、と
思います。


今年は、ロックダウンのあいだ、
庭木に、肥料を、念入りにあげましたので、
そのおかげか、
ビワの木は、
大きな実を、つけてくれました。



葉っぱがステキだろうと思って植えた、
ブドウの木も、
ものすごくたくさんの実を、予定しています。

これは、数年前、
2人の娘たちが、
家を出て、遠いところに修行に行ったとき、
こっちが、お姉ちゃん、
こっちが、下の子、と、一本ずつ植えたのです。
それが、実をならす予定です。

当の本人たちは、ウイルスのせいで、
ほんのちょっと、苦心しています。
でも、きっと、大丈夫でしょう、と、
このブドウを見て、
そんな気がしてしまいました。

きょうも、
読んでくださって、ありがとうございました。

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2020年6月1日月曜日

そば粉ガレット


きょうは、ほぼ、祝日です。

「ほぼ」というのは、
働きにいってもいいし、
働かなくてもいい、という、
変な、祝日です。
たしか、
この日、働いた分のお給料は、どこか、
別な人たちのため、ということです。
ちょっと、わかりにくい日です。

私は、テレワーク中ですので、
このことは、
あまり、気にしません。

けさ、
散歩に行きましたら、
菩提樹の木が、
満開でした。
いつもなら、いい香りがぷんぷんするのですが、
今年は、マスクをしているせいでか、
香りが、しません。

花は、ふさふさと、ぶどうのようになっています。
収穫するのでしたら、
豊作、というところです。
まぁ、街路樹ですので、
だれもとりにこないと思います。
とれば、
おいしいハーブティができるはずです。

毎年、
この香りがすると、
「あぁ、学年末だな」と、
思ってしまいます。
試験がある時期です。
ちょっぴり、緊張する時期です。

ですが、今年は、
音楽院では、試験は、なくなりました。
高校では、
バカロレア試験が、なくなりました。
ふだんのテストの点などをまとめて、
それを、評価するそうです。

生徒さんたちを見てますと、
喜んでる人もありますし、
長年の目標を失ったような、
がっかりの人も、あります。

グランゼコールだけは、
たんたんと、入試試験を行うようです。
調子がくるって、大変でしょうが、
がんばってほしいと、応援したくなります。

なんともいえない、
たとえようもない、
おかしな、学年末になりました。


ところで、
先日は、クレープと、ガレットを焼きました。
小麦粉と、そば粉が、
ブルターニュ地方から届いたのです。

そば粉でなにを作るか、
あまり考えていませんでしたが、
「たま」さんという方が、
ガレットのことを、お話になったので、
「!」と思いつきました。

私は、
遠い昔、
小さかったころ、
おそばをよく食べさせてもらいました。
江戸っ子の大好きな、
もりそばです。
今でも東京へ行くと、
のれんをくぐって、
もりそばを、2枚くらい、たいらげます。

それから、
ご存知の方も多いと思いますが、
「そばがき」といって、
そば粉に、熱湯をかけて、こねて、
おしょうゆと、
ねぎと、
七味をかけて、そのままいただく。
そのおいしさも、知っています。

ですので、
ブルターニュ特産の、ガレットというのも、
理由なく、とても好きになります。
もし、そば粉が、新鮮で、
香りが高ければ、
もう、おいしくて、おいしくて、
心が、よろこびます。


一番うしろの、
緑の絵のものが、そば粉です。
blé noir(黒麦)と書いてあります。
ガレットの作り方も、書いてありました。
それにしたがって、
水、牛乳、塩をまぜて、
2時間ほど、部屋においておけば、
生地のできあがりです。
あとは、うすくのばして焼きます。
プロの方のようには、
なかなかうすくのばせませんが、
ちょっと厚めのも、私はおいしい。

その上に、
お好みの、ハムや、チーズ、目玉焼き、サラダなどを、
のせて、
おふとんのように、くるんで、
ナイフとフォークで、いただく。
cidre りんごサイダーがあったら、
もう、完璧に、おいしいです!

日本のおそばと、
ブルターニュ地方のガレットと、
どういう関係があるのか、
たぶん、つながりは、ないですが、

私は、
おそばも、
ガレットも、
両方たのしめますので、
一粒で2度おいしい、ような、
得をしたような気持ちになりました。
持ってきてもらったそば粉は、
とびきり、新鮮でした。
西洋と東洋と、まざったような、
なんとも味わい深い、ガレットでした。

きょうも、
読んでくださって、どうもありがとうございました。

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