2018年4月11日水曜日

海外で、日本の本を読む



とても長いこと、日記を書けずにいました。
どうかしたのか、と、
心配してくださった方、
どうもありがとうございました。

番外の仕事が入ったのと、
それから、思うところあって、
変えること、も、ありました。
その作業で、あたふたとしていました。

変えること、というのは、
何かと言いますと、おもに、

一、銀行を変える。
二、本を変える。
三、娘の引越を手伝う。

でした。

まだ、ぜんぶ終わったわけではないですが、
こうして、変えてみると、
気分が軽くなります。
すっきり、
そして、今まで、私は何をしてたのだろう、という
気にもなります。



ちょっと大げさにもきこえますし、
自分でも、たったこれだけのことで、
どうしてだろう、と
説明がつきませんが、
なんとなく、すっきりしています。

まず、
その一、銀行というのは、
ふつうの銀行から、ネット銀行に
引越したのです。

30何年も使っていた銀行。
最初のうちは、
お金が足りなくて、困っている私にも、
なにかと、あたたかい理解を示してくださった銀行。
おかげで、
安定した生活ができるようになりました。

それが、
ずいぶん変わってきています。
もうしばらく前から、
ちょっと気に入らないことも、あります。
新しくできたネット銀行に引越したいと、
思ったこともあります。
でも、
なんとなく、心配でした。

自分のお金が、
ただの数字だけになって、
もしその銀行が消えてしまって、
その数字が、いつのまにか消えちゃったら
それを、どう追いかけて行って、
取り戻すことができるのか。

そうなったらと思うと、心配で、
踏み出せませんでした。

けれど、
今、ネット銀行は、いくつもあります。
ふつうの銀行が、
ネット銀行を出しています。
これなら、信頼できそうです。



銀行の引越。
まだ、ぜんぶ終わっていませんが、
いざやってみると、
とても快適です。
費用も、かさみません。

これなら、もっと前からやればよかった、と
思います。

ついでに、
老後の設計も、
考えています。
これも、ちょっぴり楽しいことです。

いえ、楽しいというより、
考えないと、なんだか、そこに
漠然とした壁があるような気持ちがしますが、
少しは設計してみると、
壁を乗り越える、踏み台ができたような、
さもなければ、
はしごをかける、とか、
いろいろ手段がありそうです。
その壁のむこうには、
何があるのか、
イマジネーションを活発にしています。



変化の、その二、
本を変える、というのは、
紙の本から、電子書籍に変える、ということです。

私は、紙の本が好きです。
日本に行けば、古本をいくつも買ってきます。
フランス語の本も読みます。
でも、
日本語の本を読む速さ、と、楽しみには、
ぜったい、負けます。

そんな時、
娘の一人が、
電子ペーパーは、目にここちいい、と言っていました。
私と似て、
あれほど、神経質で、口うるさい娘が言うのだから、
すぐ、信じて、買いました。

そして
(ちょっとした困難をのりこえて)
日本の本を、この小さな電子ペーパーで、
読むことができるようになったのです!

これは、すばらしい!


電子ペーパーで、
電子書籍をよむことになります。
電子書籍は、
スマートフォンや、パソコンでも
読むことができますが、
電子ペーパーの端末で読むのは、
かなり、ここちいいです。

もちろん、
紙の本は、すばらしい。
でも、外国にいて、
日本の本を、自由に読める、というのは、
もっと、すばらしいです。
それに、
この端末は、夜、おふとんの中で読むのにも、
持つ手が、つかれなくて、いいのです。

もう、うれしくて、たまりません。
これから先、
外国ですごす老後のことだって、
もっと、もっと楽しくなりそうです。

まるで、
日本の本屋さんを、散策しているようです。
昔の私を、見つけたような気持ちです。


などと、
きょうは、ちょっとした、
私にとっては、大きな変化のはなしでした。

読んでくださって、どうもありがとうございました。


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