2017年5月8日月曜日

どこまでいっても、私は「いそうろう」


心配していましたが、
フランス大統領選挙では、投票の結果は、
極端なチョイスにならずにすみました。

私は、やったー!という気持ちです。

「極端」は、ほんとうに、やめた方がいいと思います。

選ばれた大統領、若いマクロン氏は、うれしそうです。
きっと、なかなかむずかしい任期になりそうです。
私は、心の中で、応援しています。


フランス国は、今、
いろいろ、むずかしい時です。
今は、暗い、真夜中の最中、という感じかもしれません。
この先、なんだか、色々変化があるような気もします。
古いものが、いったんくずれて、
新しいものが、わいてくるような、
そんな気がします。

ばくぜんと、そんな気がします。
いったい、どんな展開になるのやら。


それにしても、職のない方々が、
仕事を見つけて、
お金をかせげるようになったらいいのに、と
私は、強く思います。

また同時に、
そのことを思うたびに、申し訳ない気持ちになります。
私は、外国から来て、
フランスで仕事をもって、生活しています。
フランスの方の、職を、一人分、とってしまったからです。

それだけは、
ほんとうに、申し訳ないけれど、
私は、できることなら、ここで働かせてほしいです。

そして、
そのことを考えるたび、
この国から受けている恩恵を、
ありがたく、いとおしく思います。
しみじみ、そう思います。



30数年まえ、フランスに着いたとき、
カンパーニュ(田舎)の方にたくさん会いました。
(元)夫は、ここから遠くない、田舎の出身です。
その親戚の方々に、た〜くさんお会いしました。
日本人に会ったのが初めて、という方も、多かったです。
そのとき、みなさん喜んで、
両手を広げて、受け入れてくれました。

へぇ、日本って、どういうところなの?
どういうものを食べてるの?
ね、これは、フランスの特産なんだよ。
などなど。

そして、
私がフランスの食事、もの、を喜んでいると、
みなさん、喜んでくださって。

その調子で、みなさん、
外国人を、どんどん受け入れていってくださったのでしょうか。
それが、今、オーバーになって、
外国人がいっぱいの国になっています。

そこで、
外国人の私は、ちょっと、考えてしまいます。

もし、
「今、ちょっとピンチだから、
お客さんのめんどうは、見られないです、
ひとまず、お引きとりください」
と、言われたら、
それは、実にもっともなことだと思います。
「それは、ごもっともです。
どうも、お世話になりました」と、
引きとるほか、ありません。

そんな立場にいますので、
ふだんから、私は、

お客として、受け入れてくれている、このフランス国には、
足を向けて寝られない、という気持ちです。
(フランス国に乗っかって、寝ているんですけれど)



きのうは、くもりの天気でしたが、
友人と、
前から約束していた、お城見物に行ってきました。

中世と、バロック時代のつくりの、
とっても古い、大きなお城でした。
400年も、500年も前の、けんか話や、
いろいろな話をききながら、
見物しました。


では、みなさん、きょうも読んでくださってありがとうございました。


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