2016年5月12日木曜日

こんなに、おてんばだったかしら?



先日、ある方を訪ねにいきました。
いつもは、歩かないところを、歩きました。

行く道、桜の並木がありました。
そういえば、前回、この並木で、
どの木にも、さくらんぼが、なっていて、
びっくりしたことを、思いだします。
ちょっと背伸びをして、手をのばせば、実がとれるのです。

日本では、とても高価な、さくらんぼ。
ここフランスだって、なかなか、高いフルーツです。
それが、町の並木で、とり放題なんて。

今回は、さくらんぼは、まだ青くて小さかったです。
また、来ようかしら、
熟すのは、いつごろ? 
などと思いながら、歩いていると、

変な木が、あります。

さくらんぼではなくて、
藤の花が、垂れさがっているのです。
あれあれ?
と、

近づいてよく見ると、
藤の木が、桜の木を、乗っ取っているのです!

なんだか、ずうずしいです。




そうそう、
今の家に、超してきた時、
庭に植わっていた藤の木が、元気よすぎて、困ったことがありました。
まわりの植物にからまるし、
日陰にしてしまうし。

でも、私にとって、
藤の花といえば、
「かんざし」についていた花です。
(遠い、昭和時代の思い出です)

ゆらゆらと垂れさがる具合が、上品で、控えめ。
色は、目に深くしみるようで、きれいです。

でも、日本で、藤棚を見たのは、一回きり。
あとは、
ここフランスで、藤の木を見てきました。
花の色も、
葉のきれいな若葉色も、
香りも、
大好きです。

それにしても、
藤の木って、こんなに、おてんばだったのでしょうかね。
日本の藤は、どうなのかしら、
もうちょっと、しおらしいかしら、
と、思いめぐらすうちに、
目的の、訪問のお家に着きました。



きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。
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2 件のコメント:

usatsubo さんのコメント...

こんにちはChiyoさん、いつも素敵なお話ありがとうございます。藤棚や盆栽として観賞用にととのえられてる藤は雅な感じですが、奈良公園の奥で見かける藤は、近くで見るとかなり怖いですよ。他の木にうねうねとからみつく姿は寄生獣みたいです。花はかわいらしいし、離れたところから眺めていると素敵なのですが。

Chiyo さんのコメント...

usatsuboさん、こんにちは。読みにきてくださり、その上、コメントを、ありがとうございます。

やっぱり!日本でも、藤はそんな感じですか。ほんとに、怖い感じですね。まったく、知りませんでした。

それにしても、よくぞ、はるばる、奈良公園の様子を、おしえてくださいました。うれしいです。ありがとうございました。