2016年3月21日月曜日

フランス人、大喜びの「和」



きょうは、
日本の一部を、
フランスの田舎に、とりつけてしまった話です。

それが、フランスの方々、大喜びなのなんのって!

前にもお話しましたが、
ある人が、住宅を仕事場に改造する、というので、
今、趣味で、その手伝いをしています。

その中で、
大急ぎで決めた「柵」がありました。


住宅の玄関先に、
雨宿りできるような場所があったのです。
トタン屋根の、物置のような。

さて、ここを、どうしようか、
とりはらおうか、と、
悩んでいた時。

木の職人さんが、
屋根と骨組みはそのままにして、
木で、柵を作りましょう、と提案してくれました。

そうね、それもいい。
だけど、彼の提案は、
ちょっと、牢屋のような柵でした。

それを見て、私の中で、
故郷をなつかしく思う心が、わいてきました。
「あれがいい〜」と。

私が小さかったころの、
木造の家なみが、思い出されます。
昭和時代のことです。

トタン屋根、木の壁、木の雨戸など。
お勝手のあるところには、たいてい窓があります。
そこには、雨戸はありません。

そのかわり(?)
柵がとりつけられています。
その柵がいい!と、
私の心がねだるのです。

ネットでさがせば、今でも、ないことはない柵です。
もちろん、金属製のものは、たくさんあります。

これに決めました!

その写真を見せて、木の職人さんに作ってもらいました。
とってもじょうずに、作ってくれました。

もちろん、私は、
なつかしい昭和がもどってきたようで、
うれしくてたまりません。

だけど、
フランス住宅地に、個人の趣味で「和」をもってきちゃって、ごめん、
という気持ちもありました。


でも、
作ってくれた職人さんも、
他の職人さんも、
ここを通る人、たくさんの人が、
「いいね〜!」と言ってくれたので、

ひと安心。

みなさん、大喜びしてくれて、
私も、なおさらうれしいです。





きょうも、見にきてくださって、ありがとうございました。

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p.s.
この柵の名を知っている方、ありましたら、おしえてください。

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