2016年2月4日木曜日

フランス朝市で農家の花を買う


きのうは、朝市で花を買いました。
わが家では、野菜や果物は、ほとんど朝市で買います。
産地直送、農家の人たちが、
朝早くから売りに来てくれています。

だいたい日曜日の朝に行っています。
けれど、ちょっと前から、水曜日に立つ市にも行くようになりました。
水曜日は、朝、仕事の前に行くことになります。
そうすると、かなりあわただしくなりますが、
それでも行きたい理由があります。

そこには、ちょっとステキな花が売られているからです。
野菜売りの農家のおじさんが、売っている花束です。
町の花屋さんとは違って、花の型がそろっていません。
自分の庭の花、という感じです。

市では、けっこう大きいスペースに、
小さい花束、中くらいの花束がたくさん並んでいます。
私が買うのは、3.8ユーロの小さい花束です。
ほぼ毎週買いに来ます。

お嫁さんと、お姑さんが、畑のすみで花を育てているのだそうです。
たしか、お姑さんがバラを育てていて、
それ以外はお嫁さん。
そして二人で、お花をミックスして花束をこしらえているそう。

私は、どのミックスを選ぶか、毎回、迷います。
一度選んでは、また別なのに目がいったり。
迷うのも、楽しみのひとつです。
その間、おじさんは、ニコニコ待っていてくれます。

毎週、どんな花束が来ているか、それを見るのも
楽しみです。


毎週といえば、
小学校のころ、(昭和時代の話です)
教室には、必ず、花瓶に花が生けられていました。
一輪ざし、といった程度で、まぁ2、3本の花でした。
「花係」というのがあって、
学校が用意する花をとりに行ったり、
古い花をすてて、花瓶を洗ったりしました。
毎週、花が変わるのです。

そんなことを、覚えているのも、
私はその「花係」になったことがあるからです。
今から思うと、あんなふつうの小学校でも、
ずいぶん風流なことをしていたと、感心します。

他の小学校でもそういう係はあったのでしょうか。

などなど、そんなことを思いながら、
ちょっぴり無理してでも、出勤の前に買いに行っています。

きのうのは、冬の花、ヒヤシンスがいい香りをはなっていました。
そして、チューリップ。
もう、そんな季節になりました。
月日のたつのは、早いなあ、とちょっと焦りました。

野菜も、春らしくなってきました。



きょうも、見に来てくださって、どうもありがとうございました。

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